実際どんな理由で鍛えているの?
自己満足?モテるため?楽しいから??
こんな疑問にお答えする記事です。
こんにちは、こうです。
体を鍛えていたり、毎日ジムへ行って筋トレをする男性の心理が知りたい女性は、少なくないのではないでしょうか。
男性からすると、筋トレをすること自体は割と一般的になりつつありますが、やはりまだ完全にその心理を女性に理解はしてもらえないこともたまに感じます。
僕も体を鍛え始めて5年経ちますが、職場の女性からは、
なんで毎日鍛えているの?
何目指してるの?!
と言われることがあります。
なので本記事では、体を鍛えている男性の心理を解説し、僕自身はどのような心理で筋トレを5年続けてきたか分析してみましたので、ぜひ最後までお付き合いください。
それでは解説していきます。
目次
体を鍛える男性の心理【快楽 or 恐怖】
まずはじめに人間の根本的な心理についてですが、人間が動く理由は、大きく2つの理由に大別できます。
- 快楽
- 恐怖
※ここでいう「動く」は人間の日常動作ではなく、人間が何かを始めたり意思決定をする際の「動く」を意味します
まず快楽についてですが、以下のような例が挙げられます。
- お酒を飲む
- Youtubeを見る
- スポーツをする
どれも楽しいor気持ちいいの未来が想像できるからやりますよね。
一方で恐怖については以下のような行動が挙げられます。
- 残業をする
- ダイエットをする
どちらにおいても、「明日の仕事をためたくない」、「上司に怒られたくない」だったり、「他人から太っていると思われたくない」などの「ーはいやだ」という心理が働いています。
心理学では、人間は後者の「恐怖」による原動力の方が大きいと言われており、快楽を求めることよりも恐怖を割けるために動く生き物らしいです。
僕は、これは男性が体を鍛える心理にも当てはまる場合が多いと考えてます。
以下のような「恐怖」の思考が考えられます。
- 銭湯で服を脱いだ時、体が貧弱だと他人から思われたくない
- 好きな女性から弱い男と思われたくない
- 太ってだらしない体と友達に思われたくない
など人によって様々ありますが、やはりどれも他人の目を気にしての恐怖です、特に男性からすると、女性の目は気にする傾向があるように思います。
次の章では男性が女性の目を気にして体を鍛える心理について解説していきますね。
体を鍛える男性の心理【8割は異性に対する意識】
まず本章の結論です。
本章の結論
体を鍛える男性の心理として、やはり異性への意識はあります。
というか鍛え始める人の8割は異性からの視線が理由なんじゃないかと思うくらいです。
筋トレしたらモテる
モテるためにはまずは体を鍛える
とよく言われているように、やはり女性への意識で男性が体を鍛えることには関連性があります。
まず生物学的に、女性が男性に求める条件があります。
それは、多産性を持つ男性です。
まず男女問わず、全生物に共通してる本能は子孫繁栄です。
これは古くから心理学的にも生物学的にも解明されている事実で、あなたもどこかが聞いたことがあるかもしれません。
この世の生物は皆、後世に子孫という形で遺伝子を残し、その遺伝子をまた後世に引き継いで長く繁栄し続けることを目的としています。
子孫繁栄ができないとどうなるか、それは代々継承されてきた遺伝子が途絶えることを意味し、生物の本能的にはそれは最も避けたい"恐怖"です。
そして子孫を繁栄し続けるためには当然オスとメスが必要ですよね。
メスは本能的に、この子孫繁栄力、もっと簡単にいうと元気で強く子孫を繁栄し続けてくれる子供を産ませてくれるオスを求めています。
体を鍛えると、当然筋肉がつき、肉体的に強くなります。
さらに男性ホルモンといわれるテストステロン値も上昇すると科学的に解明されており、テストステロン値が高まると男性は精子を多く生成することができます。
すなわち理論上、
男性が体を鍛える
↓
テストステロン値が上昇(多産力UP)
↓
女性がその男性に対して多産性を感知
↓
女性がその男性に近づき子孫繁栄を促す
というロジックが成り立ち、逆にいうと男性は女性が子孫繁栄を求めていることを本能的に知っているため、テストステロン値高く、強い男になるために体を鍛えていると言えます。
女性がその男性に近づき子孫繁栄を促す
↑
女性がその男性に対して多産性を感知
↑
テストステロン値が上昇(多産力UP)
↑
男性が体を鍛える←出発地点
でも人間という生き物は実際のところ他の生物とは違い感情というものがあるため、本能のままには動きません。
いくら本能的に女性が子孫繁栄を求めているからといえ、
「子孫繁栄しませんか?」
なんて言ってくることはありません。
ですが、繰り返しになりますが本能的には上記解説した通り多産的な男性を求めていることは科学的に解明されている訳なので、男性も自然とそのような行いをしているのだと言えます。
「好き」とか「モテる」という言葉は、人間が後付けでこの本能に名前をつけたに過ぎませんよね。
従って、男性が体を鍛える深層心理は、多産性を求める女性を身の回りに集めるためだと言えます。
人間的な言葉で言い換えると、モテるためです。
体を鍛える男性の心理【僕自身の分析】
ここまでは人間は恐怖を避けるために動くということと、男性が体を鍛える心理について解説してきました。
ここでは、理論だけではなく、筋トレを5年間続けてきた僕はどういう心理で筋トレをしてきたか自己分析してみたので、紹介しますね。
判明したことは2つあり、それは以下:
- 始めた動機は女性の意識からくる恐怖だった話
- 続けている間に心理は変わる話
順番に解説していきますね。
始めた動機は女性の意識からくる恐怖だった話
僕が体を鍛え始めた理由は様々考えられますが、1つ大きな理由となっているのは女子より筋力が弱かったことが分かったからです。
学生時代に授業で筋力測定がありました、学生ならあるあるかと思います。
当時の僕は部活動にも所属してなく、何か運動をしていたわけでもなかったので、ヒョロガリの雑魚でした。
その授業で筋力測定をした結果、測定値はクラス最下位、もちろん女子含めです。
意味不明ですが、筋トレもしたことなかったのになんとなく筋力には自信があった自分がいたので、惨めだったのを覚えています。
その時、
という感じでした。
なので僕が体を鍛え始めた理由は、その「女子に負けたくない、雑魚男子と思われたくない」という恐怖からきていたことがわかりました。
続けている間に心は変わる話
僕が体を鍛え始めた心理を深掘りしてみましたが、それは恐怖からくるものであったと前述しました。
では果たして体を鍛え始めて5年経った今でもその恐怖に囚われ続けているかというと、全くそうではありません。
今は基本は週5くらいでジムへ行きつつ、気が乗らない時は休むという感じでどちらかというと快楽のために無意識で継続しています。
この章の考察で分かったことは、例え初動が恐怖によるものでも、目的は変化し続ける、ということでした。
次の章で補足解説しますが、この経験から、何かを継続したいなら思考停止でやり続けるより、「ーは絶対に避けたい」という理由を探してみるのがいいかもです。
走りながら次の目的だったりやり続ける新しい理由が見つかると思うので。
【補足】本能的な心理を利用したら筋トレは続けられる話
本章とはあまり関係ありませんが、体を鍛え始めても続かなかったりする人は、自分の本能と向き合えてないかもです。
人間は快楽よりも恐怖を避けるための方が大きい行動に出られると言いました。
筋トレが続かないという人は継続力や意志力がないというより、それをやる理由が本当はないから、の場合がほとんどです。
(継続力や意志力みたいな「ー力」なんて言葉は、何の意味も持たない、人間がやらない理由を探すために生み出した幻想に過ぎませんからね。)
なので本当に筋トレを継続したいなら(筋トレに限らず言えることですが)それを本当にしたい理由を探す必要があります。
ちょっとテクニック的な話ですが、人間の「恐怖」を避けたい心理を利用して、継続する方法があります。
それをしないと起こる最悪の事態は何か?
↓
その最悪の事態は受け入れられる?受け入れられない?
ここが基準になってくるかと思いますが、受け入れられないならやるしかないですよね。
これが見当たらない、またはないなら、多分あなたにとってそれは必要ないので、他のことに時間を費やした方が有意義です。
でも最初にやろうと思ったからにはそこに何かしらの理由があると思うので、その最初の気持ちを大切にし、素直に深掘りして心理に到達できたら、本当の意味での継続に繋がるかもです。
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体を鍛える男性の心理【まとめ】
この章で本記事は終わりです。
人間は本能的に恐怖を避ける行動を優先的にとることを解説してきました。
そのため男性が体を鍛える心理は様々ありますが、女性からの視線、特にひ弱な生き物と思われたくないという心理が大きく働いています。
表向きには、フィットネスの大会に出る、目指したい体型がある、など目標ををもって取り組み始める人もいてそれは決して嘘ではないと思いますが、要は、男性は女性にモテたい生き物なのです。
この根本的な男性の心理を理解することで、身の回りの体を鍛える男性を見る目も変わってくるかもしれませんね。
以上です、今回も最後までありがとうございました。