今はなんとなく筋トレしてるだけだけど...
こんな疑問にお答えする記事です。
こんにちは、こうです。
質問ですが、あなたは筋トレに目標を持って取り組んでいますでしょうか?
一見、
- かっこいい体を手に入れたい
- 腹筋を割りたい
- 脚を細くしたい
- モテたい
などは目標と思われがちですが、これらは目標ではなく、目的です。
目標と目的の違いは何?
と思われた方は、本記事で詳しく解説しますのでぜひ最後までお読み下さい。
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目次
筋トレにおける目標と目的の違いについて【重要】
結論、目標は目的に到達するために設定すべきであり、設定した目標を達成するために重要なことは手段選びである、です。
これは本当に重要な考え方で、この考え方が腑に落ちて、実行できそうであればこの先はお読みいただく必要はありません。
ではちょっと具体的に解説していきます。
筋トレに関わらずですが、あなたは目標と目的の違いをすぐに説明できますでしょうか?
僕の言葉で簡単に説明するならば、以下のようになりますでしょうか。
目的:抽象的かつ到達したかどうかの明確な基準がない
目標:必ず数字が用いられ、結果は明確で測定可能
例えばあなたの筋トレをする目的が、「かっこいい体を手に入れるため」だとしましょう。
であれば目標はどのように設定すればいいと思いますか?
実はここは考え方が難しいポイントで、人によって「かっこいい体」の定義によって変わってきます。
つまり、2人のこの同じ目的を持った人間がいたとしても、それぞれが設定する目標は必ずしも一致しないということです。
ここで「かっこいい体」の定義が、「でかい胸板に、腹筋が割れている」だとすると、目標は現在のあなたのレベルによって変わりますが、以下のような例が挙げられます。
- ベンチプレスで80kgを10回上げられるようになる(ある程度大胸筋が発達しているレベルと言える)
- 体脂肪率を10%にする(このレベルであれば腹筋は大抵割れる)
さらに、目的に向けて設定した目標を達成したとしても、必ずしも目的に近づけるとは限りません。
なので設定した目標が目的にあってなかったとしても、失敗として捉えるのではなくササっと次の目標設定をし、PDCAサイクルをぐるぐる回していくべきと言えます。
筋トレの目標を立てる前に知っておくべき真実
目的と目標の違いを理解していただいたところで、筋トレにおいて、目標を立てる前に知っておいていただきたい真実が3つあります。
それが以下。
- モチベーションを保つのが一番難しい
- 努力量と目標達成できるかどうかは別物
- 目標達成のための答えはある程度出ている
順番に解説していきますね。
モチベーションを保つのが一番難しい
目標と一言で言っても、その人にとってどれほど難易度の高いものかは違いますよね。
頑張っても頑張っても目標を達成できないと、それこそ心が折れて筋トレ自体やりたくなくなってしまう経験は、僕にもあります。
なので重要なのは、適正な目標設定といえます。
くらいの小さな目標を立てることが重要です。
大きな目標を立てそれを達成するのは本当にかっこいいと思いますが、それでここが折れてしまうよりは大きな目標を達成するためのより細分化された目標をサクサク達成していく方が達成感があり心も折れにくくなると言えます。
努力量と目標達成できるかどうかは別物
まさに僕のことですが、完璧主義の人はやはり筋トレで頑張りすぎなところがあります。
圧倒的努力で目標達成してやる!
僕もこのような、ひたすら量をこなす筋トレで目標達成に臨んだことがありますが、今思うとそれは逆に遠回りでした。
もちろんこの方法でできる人もいますよ。
ですがやはりやりすぎは疲労が溜まり筋肉が回復し切らないことから、むしろトレーニングパフォーマンスを下げる恐れがあると言えます。
あえて休むことは実は目標達成の近道にもなりえます。
目標達成のための答えはある程度出ている
重要なお知らせですが、自己流は一番の遠回りです。
理由は、あなたが立てるレベルの目標であれば、世の中に既にその答えは出ているからです。
なので目標を立てたら、それを達成するための方法を調べましょう。
ネットの記事、Youtubeなど調べる方法はいくらでもあります。
ただ問題は、人によって言うことが違うということで、色んな意見に振り回されすぎて消耗してしまうこともあります。
なので誰かの意見を参考にするなら、一度数ヶ月はその方法を試してみて変化があるのかみてみるのがベストです。
最低でも3ヶ月試してみて、微妙どころか以前よりも衰退しているようであれば、方法を変えればOKです。
筋トレ目標設定のステップを解説
色々説明を読んでなんとなく理解していただいたところで、いよいよあなたも筋トレの目標を1つ設定してみたいと思っているところだと思います。
でも実際、何から手をつけていいかわかりませんよね。
なのでここでは目標設定のステップを解説していきます。
それが以下。
- 目的の明確化
- 目的のための目標設定の方向性を定める
- 現状把握
- まずは小さな数値化された目標を決めてみる
step
1目的の明確化
ここでは目的を「いかつくて強そうな体作り」という超ざっくりした目的にします。
step
2目的のための目標設定の方向性を定める
「いかつくて強そうな体作り」のためには何が必要でしょうか?
やはり、男なら誰もが憧れる盛り上がった胸板とぶっとい腕でしょうか。
そのためには胸のトレーニングと腕のトレーニングはご想像の通り必須です。
なので、以下のように方向性を定めましょう。
盛り上がった胸板作り:ベンチプレスを強化する
ぶっとい腕作り:アームカールとスカルクラッシャーをやる
step
3現状把握
ここ最重要です。
砂漠で宝の地図を手に入れても、現在地がわからなければ宝に辿り着くことはできません。
なので現状として以下のように仮定します。
ベンチプレス:マックス重量97.5kg
アームカールとスカルクラッシャー:たまにやる程度
この現状を踏まえて次の小さな目標を1つ設定してみましょう。
step
4まずは小さな数値化された目標を決めてみる
【現状】
ベンチプレス:マックス重量97.5kg
アームカールとスカルクラッシャー:たまにやる程度
この現状から以下のような目標を設定します。
【目標】
ベンチプレス:80kgで10レップを安定させる
アームカールとスカルクラッシャー:週に2回腕をトレーニングする日を設ける
この目標の立て方の根拠ですが、まずベンチプレスのマックス重量97.5kgということは80kgがギリギリ10回上がらない換算になります。(人にもよりますが、現状おそらく80kgで8、9回が限界です)
この重量換算の考え方については計算式が存在し、およそ当たります。
以下の記事で換算表について記載しているので参考に見てみてください。
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続いて腕の種目についてですが、現状不定期でのトレーニングということであれば、腕トレを必ずする日を設けましょう。
毎週月曜日と木曜日はその日のメインのトレーニングが終了したら腕トレをするなど。
そしてトレーニングが不定期なので現状すらわからないと思います。
なので以下のトレーニングを試してみて直感的に軽いと感じれば負荷を少し増やしてみるといいと思います。
アームカール:バーベルを使用し、30kgx10回を3セット
スカルクラッシャー:EZバーを使用して30kgx10回を3セット
【まとめ】筋トレの目標を設定して最適の手段を選ぼう
最後に本記事のまとめです。
まず冒頭で目的と目標の違いについて解説しました。
そして筋トレで目標設定をするまでにまず知っておくべき3つの真実は以下です。
- モチベーションを保つのが一番難しい
- 努力量と目標達成できるかどうかは別物
- 目標達成のための答えはある程度出ている
そして最後に目標設定する方法は以下のステップを踏んで考えれば、何かしらの小さな目標は設定できるはずです。
- 目的の明確化
- 目的のための目標設定の方向性を定める
- 現状把握
- まずは小さな数値化された目標を決めてみる
本記事は以上です。
筋トレはなんとなく続けるよりも、目標を設定した方がやるべきことは明確になりモチベーションも維持しやすいと思います。
本記事があなたの筋トレの目標設定に貢献できれば嬉しく思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。