こんな方へ送りたい記事です。
こんにちは筋トレ大好きサラリーマンのこうです。
現在は24歳で、筋トレ歴は4年目になります。
さすがに4年続けると、体や心の変化にも気づいてきます。
そこで今回は、実体験ベースで筋トレはメリットしかないのかについて考えていきます。
基礎代謝アップ!
ポジティブになる!
などありきたりなことはできるだけ避け、あくまで僕が経験したことのみに焦点を当てて考えていきます。
あなたもご自身の経験と照らし合わせなが考えてみてくださいね。
目次
筋トレにはメリットしかない?【実体験のみを全て列挙】
果たして筋トレにはメリットしかないのか?
以下僕が4年間筋トレをやって感じたメリットを列挙します。
今回は体の外と中の変化と、考え方が変化した思考編の2パートに分けて考えていきます。
まず最初に結論は以下のとおり:
体編
- 体が大きくなった
- 冷え性改善
- 体調を崩さなくなった
- イライラしなくなった
- 姿勢がよくなる
思考編
お金の使い方がかわった
健康に対する関心が高まった
他人との比較の中で生きるのをやめた
睡眠を大事にするようになった
人的資本へ投資する価値に気がついた
それぞれ深掘りしていきますね。
筋トレってメリットしかないの?【体で感じた変化まとめ】
まず体編ということで、以下の5つの変化がやはり個人的には一番感じることができました
- 体が大きくなった
- 冷え性改善
- 体調を崩さなくなった
- イライラしなくなった
- 姿勢がよくなる
具体的に解説しますね。
体が大きくなった
これはいうまでもなく筋トレを始めてしばらくすると多くの人が実感できる変化ではないでしょうか。
しかしこれをメリットというかどうかは人それぞれです。
筋トレをして体が大きくなったことで:
- 着れない服が増えた
- 食べる量が増えて出費が増えた
- 物によくぶつかるようになって痛い
などデメリットも多く挙げられます。
しかし体が大きくなることで得られる
成功体験:自分でも変わることができるんだと思えること
他者からの評価:変わったね!すごい!といわれることで自信になる
は自分の成長の実感、すなわち人間が幸せを感じられる要素の詰め合わせパックのようなものなんですよね。
これは個人的に、最大のメリットと感じました。
冷え性改善
もともとは末端の冷え性で冬なんかは特に手足の冷えがひどく、辛い思いをよくしていました。
しかし筋トレを開始して1年ほど経過した頃に、手が全然冷えなくなっていることに気がつきました。
もちろん100%筋トレのおかげと言えるかどうかはわかりませんが、少なくとも取り入れた変化は筋トレくらいでした。
あとめちゃくちゃ暑がりになりました(笑)
2020年は寒いと言われている北陸で冬を過ごしたのですが、11月末までエアコンは19度でずっとつけっぱなし(マジ)で寒さはこの時期くらいまで感じませんでした。
なので周りと体感温度が合わないことで、公共の場での空調の設定温度に適応できないことがあるのは、ある意味でデメリットと言えますかね。
体調を崩さなくなった
筋トレをすると体調を崩さない理論や、逆に免疫力が下がって体調を崩す理論があると思います。
どちらが正しいかは僕にはわかりませんが、少なくとも僕の経験上、
といった感じでした。
1年目は3、4回熱が出たりしたのを覚えてますが、それから3年ほど今に至るまで一度も体調を崩していません。
正直なんでかはわからないし、科学を用いた説明も残念ながらできませんが、これが事実でした。
まあ結局、総合的に体調がいいと感じることが多く、日常でいいパフォーマンスを発揮できているので、筋トレが体調にいい影響をもたらしたと結論付けました。
イライラしなくなった
こればかりは理由がわかりませんが、めっちゃイライラしやすい性格だったんですけど、今は全くしないんですよね。
昔は思い通りにいかないことがあると物にあたることが多かったのですが、今では
と何に対しても思えるようになったきがします。
ひとつ考えられるのは、睡眠時間が増えた気がすることです。
昔はゲームとアニメ大好きで、朝まで遊んで昼まで寝るみたいな堕落した生活を送っていました。
しかし筋トレを始めてから、
- 寝ないと筋肉に悪そう
- 寝不足だと翌日のトレーニングに響く
- 筋トレで疲れてすぐ寝てしまう
これらのようなことが多くなり、結果的に睡眠時間は増えた気がします。
なのでイライラがなくなった理由は筋トレの作用というよりは、筋トレを始めて睡眠時間を増やすようになったからかもしれません。
姿勢がよくなる
筋トレって詳しくなってくると、姿勢を正して行う種目、そしてあえて猫背でやるほうがいい種目っていうのがあるんですよね。
この二つを意識的に取り入れることで、日常生活でも姿勢への意識が強くなります。
座っているときにいい姿勢を保ち、少し疲れたら曲げるなど、無意識ではなくなります。
あと体の変化に気付いてくるとなんだか自信を持てるようになり、胸を貼って歩くようになります(あるある)。
ただし胸を張りすぎると変な目で見られることもあるので、注意です。
筋トレってメリットしかないの?【思考で感じた変化まとめ】
続いては変わった思考方について。
筋トレの変化って実は体だけではないことが多い印象です。
体の成長とともに思考も変化する(思考については何が正義かは価値観によるので、ここでは「変化」と表現)。
それが以下の5つ。
- お金の使い方が変わった
- 健康に対する関心が高まった
- 他人との比較の中で生きるのをやめた
- 睡眠を大事にするようになった
- 人的資本へ投資する価値に気がついた
順番に見ていきましょう。
お金の使い方が変わった
これまでは割とお金の使い方はてきとうだったんですよね。
幸せなことに、家庭には恵まれたおかげでお金に困る生活はしたことがなく、お金については常に無頓着でした。
しかし筋トレにハマると良くも悪くも出費が増えるんですよね。
- 日々の食費
- ジムの会員費
- サプリ代
など、割と大幅に増えます。
しかも親から離れてお金のことを全部自分で管理するようになると、お金は無限ではないことに気が付く。
なのでどこにお金を使って、どこに使わないかを明確にしておく必要があるなと感じるようになりました。
これまで気分で寄っていたコンビニ、スマホゲームへの課金、パチンコや飲み会。
これらを全てを徹底的にやめ、自分に投資するようになりました。
そうしたら自分が何を大切にして、何が必要ないかがわかるようになりました。
この思考は僕をミニマリストへ導いてくれたきっかけでもあります。
【関連記事】ミニマリストと筋トレは最高の組み合わせ!3つの理由を解説
健康に対する関心が高まった
筋肉は健康な環境で育つ、これって名言じゃないですかね。
よく言われている
- タンパク質をしっかりとる
- 野菜などのビタミンを疎かにしない
- しっかり睡眠をとる
これらって俗に言われる健康の習慣ですよね。
健康って定義は難しいのですが、少なくともめっちゃ悪い習慣ではないと信じています。
なので健康なんて全く興味のないテーマだったのですが、筋肉をつくるためには仕方なく実行するしかありませんでした。
そうしたらその生活は習慣となり、さらに高品質な生活を求めるようになりました。
今の生活でもっと改善できることはないか?
今やっている習慣は本当に健康にいいのか?
こんなことを常に脳内で考えるようになりました。
他人との比較の中で生きるのをやめた
人間って他人と比較する生き物なので、
「あの人は自分より強い、あの人は自分より弱い」
と思ってしまうのも無理はないんですよね。
それでモチベーションを保って強くなれる人もいると思います。
ただ何事も人と比べてもあまり意味ないですよね。
人を羨んだところでその人の人生が自分に影響することなんてありませんし。
なので昔は、自分より強そう(筋肉的な意味でも、社会的地位の意味でも)な人を見ると萎えてましたが、今ではどうでもよくなりました。
自分が頑張れればそれでいいじゃない、と思えるようになりました。
睡眠を大事にするようになった
しっかり寝ないと筋肉はつきません。
と、よく言われていますが、この感覚は自分で実感したことはありません。
しかし寝不足による翌日のパフォーマンス低下は顕著に現れます。
これは筋トレのみに限らず、勉強、仕事でも同じことが言えます。
睡眠の価値を信じましょう。
人的資本へ投資する価値に気がついた
これは正直筋トレの最大の恩恵です。
これを言いたかったからこの記事を書いたと言っても過言ではありません。
そもそも人的資本とは何か。
人的資本とは簡単にいうと、個人の経済的価値のことです。
投資と似た考えで、投資はお金を出して、将来そのお金の額が大きくなることを期待しますよね。
人的資本への投資とは個人にこのように意味のあるかわからないお金をかけることで、将来的に生み出せる経済的価値(≒お金)を高めるといった意味があります。
少し脱線しましたが、この価値に気付けたのは筋トレのおかげでした。
じゃあ筋トレによるどういう行為が人的資本の投資と言えるのか?
定義はひとそれぞれあると思いますが、僕にとっては以下のような物があてはまります:
- 食べるものを厳選する:少々高い食材に投資
- 読書をする:知識への投資
- 発信力を見につける:ツイッターやブログでアウトプットを通じて仲間を増やす
もちろん筋トレを通じてしか価値を見出せるわけではありませんが、僕にとって筋トレはそのきっかけとなりました。
筋トレはメリットしかないは嘘【よくある勘違い編】
ここからは筋トレのメリットとしてよく取り上げられることで、
それってちょっと違うんじゃない?
と思ったことについて解説します。
それが以下の4つ:
- モテない
- ストレスは解消しない
- 基礎代謝はアップしない
- 「健康」にはならない
あくまで個人的見解ですので、それをご理解の上で読み進めてください。
モテない
既にお気づきの方も多いと思いますが、別に筋トレをしてもモテません…
当然ですがモテる人は筋トレしてもしてなくてもモテますよね。
逆にモテない人は何やってもモテない…ってわけでもありません。
何かを頑張っている人というのは、性別関係なくかっこよく見えます、たぶん。
なので筋トレをしたら自動的にモテる、という都合のいいことは起こりませんが、努力すればその姿は誰かの目にはかっこよく映るかもしれません。
ストレスは解消しない
筋トレはストレス解消効果があるとよく聞きます。
確かにそういう研究はどこかで行われて効果は証明されているのかもしれませんが、あくまでストレスが低減するかもしれない、ってレベルです。
疲れて嫌なことがあったら普通にストレス溜まりますよ、筋トレしてても。
なのでストレスが溜まっていると感じたら筋トレどころじゃないんでしっかり休みましょ。
一番ヤバいのはストレス溜まってるのに筋トレをしないといけないという使命感でよけいにストレスを溜めることです。
コンディションは万全でトレーニングしましょう。
基礎代謝はアップしない
そもそも基礎代謝とは何か。
基礎代謝とは安静時に消費されるエネルギーのことです。
運動したときに消費されるエネルギーとは別に消費されるエネルギーです。
(厳密には他にもエネルギー消費の機構はあるのですが、ややこしくなるのでここでは割愛)
安静時に勝手にエネルギーが消費される理由は、臓器の活動によるものや筋肉が増えることでより多くの筋肉を使ってエネルギーを消費できると考えてください。
その筋肉についてですが、1kgあたりが消費してくれるエネルギーは12kcalほどだと言われています。
10kg筋肉が増えてもあがる基礎代謝は120kcal、おにぎり1個分。
筋肉1kg増やすのにある程度歴の長い人だと1年以上かかることもあります。
なので
「筋トレして基礎代謝をアップさせよう!」
っていう呼びかけはめちゃくちゃ微妙。
基礎代謝(勝手にしょうひしてくれるエネルギー)じゃなくて活動量(実際に動いている時)で消費されるエネルギーに期待しよう。
「健康」にはならない
よく筋トレをしていると人に話すと、
「健康的だね!」
なんて言われたりしますが、別に筋トレをしても健康にならないんですよね。
そもそも健康の定義自体人によって違いますが、仮に「病気のない体」と定義するなら、普通に病気にもなります。
筋トレしても食生活乱れたり、酒、タバコを続けると病気になる可能性が全然あります。
ただ、筋トレは続けていくと、みんな筋肉の成長のために様々な改善を試みる傾向がある気がします。
なので筋トレは健康に直結はしませんが、考え方次第で健康への道を切り開く優秀なツールにはできると思います。
筋トレはメリットしかない?全ては自分次第【まとめ】
最後に本記事の要点だけまとめますね。
僕が感じた筋トレの変化(僕はメリットとして感じている)は以下の通り:
体編
- 体が大きくなった
- 冷え性改善
- 体調を崩さなくなった
- イライラしなくなった
- 姿勢がよくなる
思考編
- お金の使い方がかわった
- 健康に対する関心が高まった
- 他人との比較の中で生きるのをやめた睡眠を大事にするようになった
- 人的資本へ投資する価値に気がついた
そして筋トレのメリットとしてよくある勘違いは以下の通り:
- モテない
- ストレスは解消しない
- 基礎代謝はアップしない
- 「健康」にはならない
*個人的な見解も含まれています
以上です。
本日も最後までありがとうございました!
では、また。