筋トレはお金かかる...つらたん。
節約したいけど、筋肉に妥協はしたくない。
最大限の節約と筋肥大を両立させる極意を教えて先生!
こんな悩みを持つ方に向けた記事です。
こんにちは、こうです。
僕の筋トレ歴は5年強、週に5回ジムへ行き、筋トレにはかれこれ3桁万円はかけてきました。
学生時代は親からの仕送りもありなんとか生活できていましたが、今は社会人3年目、決してお金に余裕があるわけではありません。
日々筋トレの節約方法を考える一方、筋肥大させることには一切妥協はしたくないと思いもあり、ついに辿り着いたのがミニマリスト思考でした。
ミニマリストと聞くと思い浮かべることは「物の少なさ」でしょうか。
確かにそれもありますが、ミニマリストとは単に物理的に所持品が少ない人を指すだけの言葉ではなく、常に最低限の労力で最大限の成果を求める思考を持つ人、を指す場合もあります。
僕が筋トレにおいてこの思考を持つようになり、最低限の支出で最大限の筋肥大を求めた結果、分かったことがいくつかあるので本記事でシェアしますね。
日々の筋トレの支出と筋肥大を最適化したい人にとっては間違いなく参考になる記事だと思うので、早速解説していきます。
目次
そもそも筋トレってなんでお金かかるの?【知るべき前提】
まずそもそもの話ですが、考えれば筋トレをすること自体にお金はかかりませんよね。
家で腕立て伏せや腹筋をやればそれは筋トレと呼べますし、無料でできます。
ですがなぜか僕たちは筋トレにはお金かかる問題に悩まされています。
それはなぜか考えてみた結果、恐らく現代の情報量の多さが原因なんだろうなと思いました。
- しっかり筋トレしたいならジムへ通え!
- 食事はタンパク質をしっかりと意識!
- 筋トレの効果を高めてくれるサプリはこれ!
- 筋トレするなら欠かせない必須グッズはこれ!
などどこかで耳にしたり聞いたことがあると思います。
ネットを開けば広告で出てきますし、Youtubeを開けば筋肉Youtuberがそれらを叫んでいます。
これらの情報は、僕の本心で便利でありがいと思ってます。
僕もかなりこれらの情報には助けられ成長してきました。
ですが一方では、ただ情報に踊らされているだけの人もこれまでに見てきました。
そのような人は大抵、
「あの人がいいって言ったから試してみる」
「あの企業が出した新商品だからいいに決まってる」
と言い、そこにお金をかけています。
その結果が、筋トレにはお金がかかるという思い込みが僕たちに刷り込まれてきたのだと思います。
じゃあそのような思い込みを完全になくせば、筋トレには一切お金をかける必要がなくなるかといえばそうでもありません。
確かにお金はかかります。
ですが、自分にとってどこにお金をかけるべきかを見失っていることが、筋トレにはお金がかかると思う最大の要因であるといえます。
筋トレはお金がかかると思う原因【自分の目指す方向が曖昧だから】
前章では自分にとってどこにお金をかけるべきかを見失っていることが筋トレにお金がかかる最大の要因であると解説しました。
じゃあどこにお金をかければいいかどうやって判断したらいいかというと、それは自分が筋トレを通してどうなりたいかを明確にすることです。
- 日々の運動程度に取り入れたい
→自宅で筋トレはできるし、食事もサプリもそこまでお金をかけずにできる
- とにかく筋肉をデカく、最強になりたい
→まずジム通いは必須になるだろうし、食費もそれなりにかかる
- スポーツ栄養学を学び、指導する立場になりたい
→座学も必要で、効果的なサプリの摂取方法を学ぶためにサプリにもお金をかける必要がありそう
上記のような例が挙げられるでしょうか。
僕自身を例に挙げますと、今ではとにかくデカく強くなりたくて筋トレを続けている訳ですが、過去には軽い運動程度でやっていた頃もありました。
その時はジムにも通ってませんでしたし、食事も何も考えてませんでしたので、筋トレは特段お金がかかる趣味とは思ってませんでした。
ですが、繰り返しですが今は筋肉をデカくすることを目的としているので、食費とジム代にはそれなりにお金をかけています。
あなたは今の時点で、筋トレを通してどうなりたいでしょうか。
そこがはっきりしたら、何にお金をかけるべきかぼんやりとでも見えてきそうじゃないですか?
後ほど、筋トレの何にお金をかけるべきかの優先順位も解説します。
筋トレはお金がかかる【僕の月々の出費を公開】
さて、ここまでは筋トレはなぜお金がかかるのかについて僕の考えを述べてきました。
ここでは、実際僕は筋トレに月々どれほどお金をかけているか計算してみたので、その出費を公開しますね。
ジム代:約8,000円+交通費1,000円
食費:約50,000円
サプリ:約5,000円
それぞれ軽く補足していきます。
ジム代:約8,000円
現在24時間営業のエニタイムフィットネスに通っています。
税込で月々大体8,000円します、割と大きな出費なのかなと思います。
ですが個人的にはジム通いは絶対に外せないので、ここは仕方ないのかなと思います。
ジムへ行くために原付を購入し、月々ガソリン代で+1,000円くらいかかっています。
ちなみに原付は購入からメンテナンス費用でこれまで10万くらいは使っています、これは中々痛いな...
食費:約50,000円
見てわかる通り1番大きな出費です。
食費は生きるために必要なので、筋トレの出費というのは少し違うかもしれませんね。
ですが何か食材を買うとき、頭の中は常に「筋肉のために何を食べよう」という思考になるので、筋トレの出費と言ってもあながち間違いではないかもしれません。
ちなみに2022/6/19現在は増量しており、食べる量も比較的多いです。
参考までに、鶏胸肉と白米は月に20kgほどずつ食べてます。
多分結構多いように見えますが、食事は全て自炊なのでこんな物かなと思います。
週に1回外食もするので、食費にプラスで外食費もかかってます。
【関連記事】
筋トレで増量する時の食事のポイント!【知らないと後悔します】
サプリ:約5,000円
今飲んでいるサプリはビタミンミネラルとフィッシュオイルのみです、プロテインは飲んでいません。
日常で野菜を食べるように意識はしているのですが、おそらく運動量が多い人に必要なビタミンミネラル量としては足りていないと思っているので、サプリで追加して摂取しています。
フィッシュオイルは固定でずっと飲んでいます、オメガ脂肪酸という良質な脂質源としています。
筋トレにお金がかかると思うなら【固定費の見直しと優先順位】
前の章で僕の支出を公開しました。
その支出は僕なりの基準をもとに、お金をかけるべきか否かを考え最適化したつもりです。
筋トレで大きな出費といえば以下の3つに大別できますでしょうか。
環境:ジムへの入会や住んでいる場所
食事:月々の食費
サプリ:筋トレのために飲んでいるプロテイン等のサプリ
なのでこの3つをどのような優先順位でお金をかけていけばいいか考察していきます。
ここでは僕のように、とにかく筋肉をデカくして強くなりたいという人を基準に、筋トレのお金をかけるべきことの優先順位を以下にまとめました。
結論は:
1位:環境
2位:食事
3位:サプリ
僕なりの考えをもっての順位付なので、順番に解説していきますね。
1位:環境
僕の哲学ですが、筋肉をデカくするためには以下の項目がそれぞれの割合で重要です。
80%:トレーニング
20%:食事
筋肉を大きくするためには、まず筋肉への高負荷な刺激は欠かせません。
そしてそのためにはジムへ通うことは必須です。
(家ジムがなく、家にダンベル等の筋トレ器具がないことを前提としています)
ジム代は月々大体7,000円から10,000円ほどでしょうか、市営のジムだともっと安いかもしれません。
また、ジムへ行きやすくする環境を整えることもかなり大切です。
- ジムは家の近くにあるか
- ジムの近くにスーパーはあるか
- ジムまでの交通費や時間は適切か
自分の家の徒歩圏内にジムとスーパーがあれば移動に時間やお金を費やす必要がないので最高ですし、この環境は積極的に整備していくべきだと思います。
人生は筋トレ以外にもやることはありますしね、筋トレをしやすい環境づくりはお金を1番かけていいポイントです。
2位:食事
前の項目で、筋トレに一番お金をかけるべきは環境で、筋肉を大きくする上ではトレーニング内容が8割大切だと解説しました。
ですが、食事が重要ではないということは決してなく、意識の上では1位の「環境」と同等レベルで重要です。
特に筋肉を大きくする上では炭水化物とたんぱく質は重要です。
僕の場合食事は毎日3食自炊なので、炭水化物のお米とたんぱく源の鶏むね肉や卵に合計で2万円ほどは月々に使います。
よく考えたら結構高いなと思いますが、やはり食べて体作られている実感は日々体感しているので、ここは妥協すべきではないなと改めて思います。
ですがなんとなく買っているお菓子や、必要以上の付き合いでの外食等で出費が増している可能性もあるので、そこは見直せるところですね、自戒も込めて。
【関連記事】
フィジーク初心者の食事メニューを写真付きで解説!その他諸事情も公開!
筋トレで増量する時の食事のポイント!【知らないと後悔します】
3位:サプリ
ぶっちゃけサプリは飲まなくても問題ありません。
僕はサプリ大好きで、当ブログでも様々なサプリの紹介はしておりますが、筋トレにおいて必ずしも必須ではないとも思ってます。
僕は今マルチビタミン・ミネラルとフィッシュオイルを飲んでいると前述しましたが、理由は以下:
マルチビタミン・ミネラル
フィッシュオイル
このような理由で飲んでいますし、これは今後変わる可能性もあります。
そしてプロテインは飲んでいません、日常で肉や卵である程度のたんぱく質量が確保できているかなと思うので、不要と判断しました。
プロテインはサプリの中でも飛び抜けて消費量が多くお金がかかる要因のひとつなので、飲むか飲まないかで大きく支出が変わりそうですね。
また、サプリに絶対的な効果を期待している方は多いと思いますが、僕の経験上明らかに体感のあるサプリはほとんどありません。
唯一運動効果に体感のあるサプリと言えばカフェインでしょうか。
カフェインについては以下の記事でも解説しております。
【関連記事】
筋トレ前のコーヒーの効果!【最新科学に基づく効果・飲むタイミングを解説】
つまりまとめると、サプリは実際効果があるかどうかは不明(科学的な研究結果による証明は置いといて、体感があるかどうかに着目)なので、ここをコントロールできれば筋トレにかかるお金を少しでも減らすことができるかもしれません。
補足:グッズについて
筋トレを本格的に始めると、筋トレのウェアやギアなどにもお金をかけたくなってきます。
まずウェアについては、筋トレ中にテンションがあがるなら買うのは問題ないと思います。
でもあれもこれも手を出していてはきりがないので、厳選することは大事そうです。
またベルトやパワーグリップ等のギアについてですが、必要に応じて買うことをおすすめします。
個人的に思うことですが、筋トレの質を格段に向上させてくれますし、一度買うと数年は持つものが多いので、初期投資としてはお金をかけるに値すると思います。
筋トレはお金かかるけど【大事なことは、あまり過去を見ないこと】
ここまで読んでくださった方の中には、
と思ってくださった方もいるかもしれません。
きっとあなたの筋トレの出費にはまだまだ見直せる部分があると思うので、それは一歩前進だと思います。
ですがその際に大事なことは、あまり過去を気にしすぎないということです。
ずっとやってきたことをいきなり変えるのは怖いですし、これまで無駄にしてきたお金があることを発見すると、萎えます。
ですが、綺麗事みたいになってしまいますが、大事なのは過去がどうであるかではなく、これからどうするかだと思うので、これまで無駄にしてきたお金があるならそれは学びのために必要だった出費と考え、次に進みましょう。
そうやって僕も筋トレの支出を最適化してきたので、あなたもきっとできるはず。
考え方次第で筋トレにお金がかかるのは回避できる【まとめ】
最後に本記事の重要ポイントをまとめます。
本記事のまとめ
- 現代のトレーニーは自分も含め、情報量の多さ故に筋トレに必要以上にお金を使っている可能性がある。
- 筋トレを通して目指すポイントを明確にすると、支出はより最適化できる。
- 筋トレで優先的にお金を使うべきは、環境、食事、サプリの順番
- サプリは、筋トレの支出の見直しの際、最初に手をつけるべき
- 筋トレの出費を見直す際は、過去の失敗はあまり気にせず、これからどうするかだけ考える。
本記事は以上になります。
長い筋トレ人生ですので、出費の最適化は早い段階で済ませたいですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。