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初心者こそボディビルトレーニングを採用すべき理由を解説する【成長が加速する】

初心者こそボディビルトレーニングを採用すべき理由を解説する【成長が加速する】
悩める少年

初心者だけどボディビル用のトレーニングをしてもいいの?

別に大会に出たいなんて微塵も思ってないけど...

 

こんな悩みを解決する記事です。

 

こんにちは、こうです。

 

筋トレを始めると一度は必ず耳にする、ボディビルという言葉。

 

最近はSNSなどのメディアでも有名になってきていますよね。

 

この競技のかっこよさをきっかけに、筋トレを始めてみようと思った方も少なくないと思います。

 

KOU
僕もそのうちの1人です!

 

ですがボディビルトレーニングと言っても、実際にはどういうものなのか、そもそもボディビルの大会に出場する人専用のトレーニング内容になっているのか、気になりますよね。

 

そこで本記事では、かれこれ6年以上ボディビルのトレーニングを行ってきた僕が、初心者でもボディビルトレーニングをすべきかどうかについて解説して行きます。

 

気になる方はぜひ最後までお付き合いくださいね。

 

 

【初心者OK】ボディビルトレーニングの特徴

初心者こそボディビルトレーニングを採用すべき理由を解説する【成長が加速する】

 

まず初めに、ボディビルトレーニングはどのようなトレーニングかについて解説します。

 

以下5点に焦点を当てた解説です。

 

  • 筋肥大を目的としたトレーニング
  • 高強度のトレーニング
  • 分割トレーニング法の採用
  • 食事管理までがトレーニング
  • 競技に向けた調整

 

順番に解説していきますね。

 

 

筋肥大を目的としたトレーニング

とにかく筋肉を大きくするトレーニングを意識

 

ボディビルと聞くと、やはり思い浮かべるのは筋肉の大きさではないでしょうか。

 

競技の話ですが、その審査基準上、筋肉の大きさというのは最重要評価ポイントと言っても過言ではありません。

 

そのためボディビルトレーニングというのはとにかく筋肉を大きくすることに着目しています

 

その手段として取り入れるべき、高強度のトレーニングについては、次の章に繋げます。

 

 

高強度のトレーニング

とにかく重い重量で追い込む

 

筋肉を大きくするためには、とにかく重い重量を扱うということは鉄則になります。

 

そのため体全身を使い、高重量を扱いやすいBIG3の種目が取り入れられるケースが非常に多いです。

 

BIG3の重量を伸ばすことで、筋肥大を狙います。

 

【関連記事】

【初心者向け】デッドリフトの重量を伸ばすシンプルな方法

【初心者向け】スクワットの重量を伸ばす現実的な方法

ベンチプレスの重量を伸ばすためにやった3つのこと【超初心者向け】

 

また、追い込むことを正義としている意見に対立する、追い込むべきではない、という内容の記事も以下に掲載しておきます。

 

【関連記事】

「筋トレは限界まで追い込むのが正義」はもう古の考えな理由【科学が示す】

 

 

分割トレーニング法の採用

体の鍛える部位を45部位に分け、日を分けてトレーニングをする

 

ボディビルトレーニングで有名なのが分割トレーニングです。

 

これは1日に鍛える体の部位を限定し、集中的にトレーニングすることを指します。

 

多くの場合、胸、背中、肩、腕、脚などの分け方がありますが、人によっては、胸と肩、お尻とハムストリングス、大腿四頭筋とふくらはぎ、背中と腕、など、分け方は様々あります。

 

その日にトレーニングする部位を決める=トレーニングしない部位が毎日ある、ことで、効率的に筋肉へ高強度の刺激を与えつつ休息を取ることもできます

 

 

食事管理までがトレーニング

ジムで筋肉を壊し、キッチンで筋肉を作る

 

ボディビルトレーニングでは、食事管理までがトレーニングであると考えられております。

 

ボディビルダーの筋肉は、8割はキッチンで作られる、ジムは筋肉を破壊する場所でキッチンは筋肉を作る場所、など似たような有名な言葉はたくさんあります。

 

やはり特に意識される食事は、たんぱく質の摂取量です。

 

1日を通りしてたんぱく質をこまめに摂り続ける食事スタイルは、もはやボディビルトレーニングの一環として定番になりつつあります

 

 

競技に向けた調整

増量や減量を繰り返し、筋肉を大きくしていく

 

最後に最も特徴的なのが、コンテストや競技に向けた調整が常に行われているということです。

 

ボディビルダーといえば体脂肪が少ないイメージがあるかもしれませんが、年中そのようなコンディションを保っているわけではありません。

 

脂肪も増やしつつトレーニングの強度をあげ筋肉量向上を狙う増量期。

 

そしてコンテストに向けて体脂肪を削る減量期。

 

これらの期間を繰り返し設けつつ、成長していきます。

 

 

初心者でもボディビルトレーニングをした方がいい理由

初心者でもボディビルトレーニングをした方がいい理由

 

ここまでは一般的に、ボディビルトレーニングとはどのようなトレーニングを指すのかを解説してきました。

 

聞いたことのある内容も多かったのではないでしょうか。

 

ここからは、初心者でもこのようなトレーニング方法を取り入れるべきという内容を深掘りして行きたいと思います。

 

以下の3点がメインです。

 

  • 食への関心が高まる
  • 解剖学への理解が深まる
  • 筋肉をつけるために最も適したアプローチ

 

順番に解説していきます。

 

 

食への関心が高まる

何を食べるべきか、食べないべきか、バランスを知れる

 

言うまでもなく食事はボディビルトレーニングに限らず重要です。

 

食事内容こそがボディビルトレーニングの効果を最大限発揮させてくれるかどうかの決め手となることは、否定のできない事実でもあります。

 

なので初心者の方にはぜひボディビルの食事方法を取り入れてほしいと思っております。

 

ボディビルの食事方法とは一般的には以下のような食事方法を指します。

 

  • たんぱく質は1日に体重x2kg以上摂取する
  • 食事の回数は1日に4回以上とる
  • 高たんぱく、低脂質な食事を心がける
  • 水分を多く取ることを心がける

 

他にもたくさんありますが、これらに個別のアレンジを加えたり、生活スタイル上できないものは排除したりと、工夫をします。

 

僕も実際は、サラリーマンなので仕事柄、食事回数を増やすのは難しいためそこはあまり神経質にならないようにしています。

 

できない部分は他で補う、そのような意識が大事ですね。

 

初心者の方も最初は何も知識はありませんが、次第に興味を持ち始め、自分で色々試してみて実践することで、どんどん食への関心が深まっていきます

 

 

解剖学への理解が深まる

どこにどのような形をした筋肉がありどのような動きをするのかに関心を持つ

 

筋肉をつけるのに、一般的にあまり意識は向けられていないように感じますが、解剖学もかなり重要です。

 

解剖学とは、学問上は幅広い分野を指しますが、筋トレにおける解剖学とは、主に筋肉の動き、構成、名称などを理解する、筋肉に主眼を置いた学問になります。

 

僕も大学はスポーツが専門の学部だったので、解剖学については学んだことがあります。

 

筋肉が大きくなるための基本原則は、いかに高重量で高い負荷を与えられるかが重要であることはある程度一般的な理解になっていると思います。

 

ですが、より厳密には高重量+高負荷でどれだけ筋肉を収縮+伸展(伸び縮み)させたかが重要であることは、あまり理解されていないように感じるのです。

 

KOU
どれだけ重い物を持っても、それを持って筋肉がすべき動きをしなければ高い筋肥大効果は期待できませんからね。

 

これがフォームが大事であると言われているゆえんです。

 

そのため、各筋群が体のどこに、どのような形でついているかを理解することは、どのような動きで収縮・伸展するかの理解につながるので、トレーニング中の筋肉の動きに対する意識自体が変わると言えます。

 

解剖学の理解は、トレーニングでの実践も大事ですが、基礎理解は座学も重要です。

 

本で十分理解できる内容なので、運動解剖学の本をぜひ1冊は持って置くことをお勧めします。

 

おすすめの本は以下に置いておきます。

 

 

 

筋肉をつけるために最も適したアプローチ

ボディビルトレーニングは筋肉をつける方法の最適解である

 

これまでの内容の総まとめのようになりますが、やはりボディビルトレーニングは筋肉をつける手段としては最適解と言わざるを得ません

 

食事、休息、筋肉への刺激、どれをとっても筋肉を大きくすることを目的とした場合、多くの人が最速で結果を出せる方法といえます。

 

なので初心者でもボディビルトレーニングを敬遠せず、積極的に自分のトレーニングに取り入れるべきといえます。

 

僕も最初は

 

KOU
高重量トレーニングか...自分には向いてなさそうだな...

 

となんとなく思ってましたが、やってみると以下が明らかになりました。

 

  • 高重量とはあくまで、自分にとっての高重量であるということ
  • 高重量トレーニングは噂通り成長が加速する

 

やはり長年人々が研究と経験を重ねてきてたどり着いた方法は、より多くの人にとって確実に近い最適解と言えるのではないでしょうか。

 

 

【体験談】初心者がボディビルトレーニングをしても大会に出る必要はない

【体験談】初心者がボディビルトレーニングをしても大会に出る必要はない

 

初心者にとってボディビルトレーニングは割と、とっつきにくいものだと思います。

 

その最たる理由は、ボディビルトレーニング=ボディビル大会出場に向けたトレーニングであると思われているからです。

 

ですが決してボディビル大会に出場する必要なんてなく、それでもやはり初心者でもボディビルトレーニングをやるべきと断言できます。

 

僕は、ボディビルというカテゴリーではありませんが、フィジークというボディメイクの大会に出たことがあります

 

その経験談については以下の記事にまとめています。

 

【関連記事】

【悲報】フィジーク大会に超初心者が挑んだ結果【大失敗&絶望】

 

その結果、今思うことは、

 

KOU
別にもう出なくてもいいかな。

 

大会出場に向けてはボディビルのトレーニングを採用しましたし、今でのそのトレーニング方法は続けています。

 

今後もしばらくはそのトレーニングスタイルは変えるつもりはありません。

 

大会に出たことも後悔はしておらず学びの多かった貴重な経験ではありました。

 

ですが、大会に出場することとトレーニングをすることは全く別物なんだと経験と通して感じました。

 

大会に出場するからには、きつい減量を乗り越える必要がありますし、食事などで人付き合いも多少は犠牲にする必要だってあります。

 

さらに生活も大会に向けた調整が中心の生活になり、それら全てを受け入れてまで大会に出たいかと言われれば、僕の場合NOでした。

 

なので、大会に出るかどうかはその人の好きなようにすればいいだけで、トレーニング自体は最高効率のボディビルスタイルを取り入れればいい、というだけの話です。

 

KOU
大会にも様々なカテゴリーがあるので、経験として自分に合うレベルの大会に挑戦するのは僕は賛成です!

 

【関連記事】

【未経験OK】フィジークの大会出場を目指すために1番大事なこと【1歩を踏み出す勇気】

 

 

【まとめ】初心者こそボディビルトレーニングが最適解

【まとめ】初心者こそボディビルトレーニングが最適解

 

最後に本記事のまとめです。

 

本記事では初心者でもボディビルトレーニングを自身のトレーニングに取り入れるべきと主張しました。

 

ボディビルトレーニングでは以下の5点が重要視されております。

 

  • 筋肥大を目的としたトレーニング
  • 高強度のトレーニング
  • 分割トレーニング法の採用
  • 食事管理までがトレーニング
  • 競技に向けた調整

 

初心者でもボディビルトレーニングを取り入れるべき理由は以下3点です。

 

  • 食への関心が高まる
  • 解剖学への理解が深まる
  • 筋肉をつけるために最も適したアプローチ

 

ボディビルトレーニングは決して初心者にとっても遠いものではなく理にかなった最速で成長する方法と言えるので、気になる点はぜひ一つでもご自身のトレーニングに取り入れてみてくださいね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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